前書き
今シーズンもぼちぼちとポケモンしてたがそれなりに使いやすい構築だったので久しぶりに記事にしてみました。結果はありません。
構築経緯
別構築で使っていたグロウパンチ+アームハンマー+バレットパンチ持ちのメタグロスが強いと思い、崩せる範囲が異なり非常に高いスペックを持つアーゴヨンを相方としてこの2匹から組み始めた。
ミミッキュへのケアが必要だと感じたことから上記2匹と相性の良い1/2かいふくきのみ持ちのランドロスを3枠目に採用した。
ここまででは数値での物理特殊両受けが可能なPTへの安定した崩しには不足していたため、削りを行える面で優秀なしぜんのいかり+ちょうはつを所持したカプ・レヒレ
残りの2枠にはクッションになりつつ起点作成の可能なカビゴンと構築の穴埋めになり補完のとれるヒートロトムを採用した。
個体詳細
メタグロス@メタグロスナイト
【性格】いじっぱり
【特性】クリアボディ
【数値】187(252)-198(212)-151(4)-*-112(12)-95(36) メガシンカ前
【技構成】しねんのずつき/グロウパンチ/アームハンマー/バレットパンチ
本構築のスタート。グロウパンチでつんだ後の制圧力が非常に高く、またこの技構成は多くのポケモンに有効打を持つことができ非常に強力だった。
ただし命中率に関しての問題が大きく外すと一気に不利になってしまう場面も多くあるのが大きな欠点であった。
アーゴヨン@マゴのみ
【性格】おくびょう
【特性】ビーストブースト
【数値】168(156)-*-106(100)-154(52)-94(4)-182(196)
【技構成】りゅうせいぐん/ヘドロウェーブ/かえんほうしゃ/わるだくみ
調整
H:きのみ込みHP252
B:A143ミミッキュのミミッキュZ14/16耐え、無振りカバルドンのじしん15/16耐え
C:りゅうせいぐん(+2)で212-110カバルドンが13/16で落ちる
ヘドロウェーブ(+6) + りゅうせいぐん(+6)でH振りラッキーが落ちる
S:最速ジャローダ抜き
メタグロスと合わせ本構築のエースを担う。
最初はドラゴンZを持たせたCSベースを使っていたが、下記のカプ・レヒレの型の変更の補完や、サイクル性能のなさからPT内で浮いてしまうことが多く体力管理が難しかったことを理由に、対面とサイクルの両方で動かしやすく受けまわしへの高い崩し性能を確保できるこちら(→アゴマンダミミ - サイケなブログ)の調整を参考にさせていただいた。
命中不安が多く取りこぼす試合が多くなってしまっているため、少しでも不安定要素を減らすために炎技にはかえんほうしゃを採用している。
ランドロス@マゴのみ
【性格】わんぱく
【特性】いかく
【数値】196(252)-165-156(252)-112-101(4)-111
【技構成】じしん/がんせきふうじ/とんぼがえり/はたきおとす
メタグロス、アーゴヨンの両エースが苦手なじめんタイプを受けることができることから採用した。少ないサイクル数で負担をかけエースの圏内まで削るためにゴツゴツメットを持たせていたが、あまりにもランドロスの役割過多やミミッキュからの負荷で負ける試合が多かったため1/2回復きのみを持たせた。
じしん/がんせきふうじ/とんぼがえりの3つの技を確定とし、最後の技にはエースを通す際に相手のランドロスの持ち物を落とすことが出来ると便利だと感じはたきおとすを採用した。またテッカグヤのきのみやたべのこしを落とすことでサイクルでの回復量を制限することが出来るのも、テッカグヤが重めなこのPTではとても便利な技であると感じた。
ステルスロックがとても欲しくなる対戦が稀にあるが、まく余裕がある試合がそこまで多くないと判断し不採用とした。
カプ・レヒレ@イアのみ
【性格】ずぶとい
【特性】ミストメイカー
【数値】176(244)-*-150(12)-116(4)-151(4)-136(244)
【技構成】ムーンフォース/しおみず/しぜんのいかり/ちょうはつ
調整
H:4n
D>B DL対策
S:最速ガッサ抜き抜き
採用理由は構築経緯のとおりエースを通すための削り要因として採用している。構築の草案ではムーンフォース→うずしおで耐久ポケモンへの崩し性能を高く採用していたが、外しや範囲の少なさのケアがむずかしかったため、うずしおの採用を辞めアーゴヨンの崩し性能を上げ、ボーマンダやゲッコウガへの打点としてムーンフォースを採用する形になった。
カビゴン@たべのこし
【性格】わんぱく
【特性】めんえき
【数値】263(220)-130-128(252)-*-133(36)-50
【技構成】おんがえし/じしん/あくび/まもる
調整
H:8n+1
元々は1/2かいふくきのみでまもる→リサイクルで使ってたがよく遊んでる友人に相談した時に、この型の方がPTにあってるのではないかとアドバイスを貰ったので変更したらめっちゃ強かった。
まもるはとんぼがえりやボルトチェンジであくびループをきる行動を許さず、またたべのこしと合わせて体力管理、Zワザ透かしにとても役に立つ。
技構成は等多数のポケモンへの最大打点になるおんがえし、への打点となるじしんを採用した。
主軸のメタグロスやアーゴヨンが強くない毒ギルガルド絡みのサイクルにイージーウィンを狙えるのは大きな強み。
トリックルームの切り返しに使うことも多くあった。
ヒートロトム@ホノオZ
【性格】ずぶとい
【特性】ふゆう
【数値】157(252)-*-127-172(252)-128(4)-106
【技構成】オーバーヒート/ボルトチェンジ/めざめるパワー(氷)/どくどく
D>B
浮いてるポケモンがランドロスのみでありカプ・レヒレも耐久的に信用不可能なためもう1枠浮いてるポケモンが欲しい、また相手のはがねタイプの処理ルートが不安定であったためほのおタイプが欲しいと感じたため採用した。
最初はクッションとしての方向で1/2かいふくきのみでの採用であったが、耐性を活かし有利対面を作った際に高負荷をかけることができるホノオZ型に変えたところ選出率が上がり非常に使用感がよかったため今の方に落ち着いた。
後書き
メタグロス+アーゴヨン@1の対面選出、エース@2のサイクルベースの選出、エースなしの受けながら崩す選出など選出パターンが多く回しやすい構築になったと思う。
しかし高い指数の攻撃を何度も受けられる構築ではないのでタイプ受け出来ないリザードンYや、サイクルを許さないメガゲンガー等は特に苦手で勝率はとても低かった。